会社:日本環境設計

日本環境設計という会社をご存知だろうか。
名前がやや古そうな印象を与えるが、まだ設立から10年も経っていない若い会社である。
この企業は、綿からエタノールを生み出すことに成功し、この数年で数億円規模の資金調達にも成功しているリサイクル業界で注目を集める会社でもある。まだ社員は20人にも満たない規模のようだが、会社ホームページにも採用の字は見当たらない。焦らず、じっくりと経営していく方針なのだろうか。
リサイクルというと、そのリサイクル技術や廃棄物といったイメージを抱くことが多いが、この会社は、一般の消費者がどうやったらリサイクル活動に乗っかってくるのか、消費者中心で考えている点がユニークに感じる。また、無印やパタゴニアなど、イメージの良い会社と組むことで、自社の、ひいてはリサイクルのイメージを向上させようとしているようにも見受けられる。
また、創業者が書籍を出している点も認知度やイメージアップにおいて大事な要素かもしれない。