もの:今治タオル

Imabari Towel

ここ数年、贈答品として使われたり、身近なところでもすごい見聞きするようになった。タオル市場のシェアは9%が11%になった程度らしいが(本当かは要確認)、それでもこれだけ認知、イメージ、そして体感的には売上も拡大したことはスゴいのではないか。

そして、この今治タオルの再生を佐藤可士和さんがやっていたということも知らなかった。どこまでどう関わっていたのかはわからないが、最近売り出している?書籍をぱらぱら見た限りでは中心的な存在だった模様。

嫁曰く、かつて、佐藤さんの影響でモノをあまり持たないようになったらしいが、ここまでブランドとして、地域一丸で取り組んだ事例というのは少ないのではないか。

ただ、その根っこには、今治タオルの製品としてのすばらしさがあったことは忘れては行けないが、そのすばらしさをどう伝え、届けて行くのか、その部分を変えるだけで伸びる可能性があるものはまだまだたくさんあるのかもしれない。

本当に良いものを、きちんと世間に伝えていく、そういうメディアも十分、ニッチかもしれないけど成り立つのかな。ただ、本当に良いもの、というものをきちんと見つけることが難しいのかもしれないけど。